4G時代のソフトバンク運用は難しい

ドコモSH-12Cをソフトバンク運用して1年以上が経過した。大きな不満はないのだが、そろそろデュアルコア、クアッドコアの端末に―と思うのも事実である。

なぜこんな変則的な使い方をしているかというと、ドコモ端末の方が中古市場で入手しやすいということもあるが、なんといっても全機種SIMロック解除可能だからだ。ソフトバンク端末はほとんどSIMロック解除に対応していない。高価な端末を買っても自分の思い通りにならないなんて、納得がいかない。

しかし、4G時代に入ってしまった現在、こうした運用をする場合には注意しなければならない点がある。それはドコモのXi(LTE)とソフトバンクがAndroid端末向けに展開しているSoftBank 4G(TD-LTE)には互換性がないことである。Xiと互換性があるのはソフトバンクがiPhone向けに展開しているSoftBank 4G LTEの方だ。

つまり、ドコモXi端末にSoftBank 4G用SIMを挿しても高速通信はできないのである。iPhone 5用のSoftBank 4G LTE用SIMを挿せば高速通信が可能になる(ネット上で実績も報告されている)。
ただ、このiPhone 5用SIMにもMMSに関する制限事項があるようで、UserAgentを偽装しないとMMSを使えないらしい。rootを取得する等の手順を踏む必要があり、端末によってはほぼ絶望的だ。

こういう状況下だと素直にドコモにMNPした方がいいようにも思うが、家族間通話等を考えるとなかなか踏み切れない(手続きも面倒だし)。いっそソフトバンクの契約をただの3G携帯(ガラケー)にしてしまって、Android端末はIIJmio等で運用した方がいいのかもしれないとも考えはじめている。

ソフトバンクがAndroid向けにもSoftBank 4G LTEを使えるようにしてくれれば状況は変わるのかもしれないが、まだそうした端末の発表はない。あと2回の支払いで本来所持していることになっている001HTの支払いが終わるので、今後どうするのかいろいろ考えてみる予定だ。

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